天王寺区は空襲にあわずに結構古い家が残っています。
そんな、「味原町」と「味原本町」そして「下味原町」は隣同士の町で、どちらもさほど広い町ではありません。
共に「丁目」のない「番地」だけの町です・・・
福島区の町名を参考にしたら、大阪城に近い順に「味原町一丁目」、「味原町二丁目」、「味原町三丁目」と昭和50年代に行われた「住所の合理化」の時、町名整理をされても仕方が無かったのにと、区外居住者の私は不思議に思います。
「住所の合理化」が為されなかったのは、老舗の「本舗」、「元祖」などの様に、その昔から、どちらが「味原」の正統か争いの決着が付かなく、根深い「わだまかり 」が長い間あったのでしょうか?
この辺りは上町台地の関係で大阪市内では珍しいく坂の多い所です。
何かの本で、大阪の地名由来は・・・
秀吉が大坂城を上町台地に築城して城の名前を決める時、当時上町台地の住人が口にしていた「小さな坂の多い所」→「小坂の所」→「小坂」の名前から「小坂城」では迫力無いと「小坂」→「小」を「お」とよんで「おさか」→「おおさか」→「大坂城」と命名した読んだことがありますが、真偽の程はわかりません。
「大坂」は明治以降「大阪」に変更になってます。