2017/01/28

中央区北浜一丁目1番地

政治関連のニュースで、政策の「一丁目1番地」は・・・と耳にします。

これは、「一丁目1番地」は政策の最重要優先課題という意味なんでしょう。

住所表示で夫々の町名の「一丁目1番地」はトップナンバーを背負う町を代表する特別の意味があると思っていました。

大阪市中央区北浜は大阪取引所を中心とした金融街で、この北浜一丁目1番地はさぞかし賑やかなビジネス街だと想像していました。

が、実際は阪神高速ガード下の建物がある場所でした。



原則、大阪市の町名番地の付け方は、条例で道路、水路、鉄路そして恒久的な施設を町界として、丁目番地の数字順は一番大阪城に近い所から順に決められています。

従って、北浜の大阪城に一番近い「一丁目1番地1号」は写真の場所になります。

政治の世界と実際の町の「一丁目1番地」の意味合いは随分違和感があります。

2017/01/23

大阪市の町界事例  「街区方式」と「道路方式」

町界(町名)は道路、鉄路、水路そして恒久的な施設で決められる「街区方式」が大阪のルール(条例)だそうです。

欧州のように道路の名前で決める方式は「道路方式」と言われ、日本では殆どないそうです。

でも、大阪には鉛筆で線を引いたような町界が沢山あります。
これは江戸時代の「通り」や「筋」の名前からの道路方式に順ずる町名だと訊きました。(確認はしていません)

 
この町名表示板が町界線を挟んで掲示されていますが、掲示板の高さを揃えない理由は何でしょうかね? 


阿倍野区の事例




中央区の事例




これも中央区 




これは此花区と福島区の区界です。

 もともと道路で区界(町界)があったのが後から鉄路(大阪環状線)が敷設され、その後高架工事の関係で道路が閉鎖されたのかもしれません。

    写真の左側西九条標識下の←があります。
ここから此花区のようです。