「名は体を現す」と言います。
名前をつける時、「体」に相応しい名をつけるというのが名付け親の優しさだと思います。
大阪市此花区に「梅町」という町名があります。
地形は大阪港に突き出した所で、ネジを締める「レンチ」のような形をしています。
この「レンチ」の頭の辺りが「梅町」です。
ここは「梅」の産地で梅木がたくさん植わっています・・・・と紹介したいのですが、「梅町」の何処を探しても「梅」に関連するものが見当たりません。
目にするのは工場、倉庫などの工業系、運送系の建物ばかりです。
なぜ「梅町」と名づけたのか?
調べても分かりません。
ここからが、想像ですが・・・・
新しい土地に町名をつけることになり、町名を公募するにも住民もいないので此花区の区長さんや大阪市の偉いお役人がさほど深く考えもせず、隣町が「桜島」 であったので「梅島」でいいやんと事務方に指示したのを、事務方のお役人が聞き間違えて「梅町でっか?」「ああ~そんでもええわ」となんとなく決まったのではと。
桜島は人気のユニバーサルスタジオジャパン(USJ)がありますが、梅町に特段の名所はありません。
大阪市此花区梅町一丁目1番地で