2018/05/04

昭和残存 真田山陸軍墓地

真田山は大阪城の南にあり、大坂冬の陣に真田幸村が陣を築いた地で有名です。

この真田山に明治4年(1871)国帝国陸軍が設立した日本最大最古の陸軍軍人墓地があります。


構内は15077㎡に及ぶ広大な敷地に5000基以上あるそうです。



頭先が四角錐になった墓石が整然と並んでいます。




昭和20年の太平洋戦争終戦までは、当然ですが陸軍が管理していました。

が、戦後は公益財団法人真田山陸軍墓地維持会が管理されています。

戦後70年以上になりますが、墓石の風化が相当進んでいるようです。



2018/05/02

昭和残存 南海電車汐見橋線 木津川駅構内

南海電車汐見橋線は、開業当初は高野鉄道といい奈良県高野から汐見橋に通じていました。

奈良の吉野杉などの木材を大阪市内に搬出する役目があったようです。

吉野杉など材木は材木集積地であった木津川沿いに運ばれました。

その最寄駅が木津川駅です。

木津川駅には材木を下ろす専用のプラッとホームと貨車用の引込線がありました。

1960年頃まで奈良吉野の材木が搬入されていたようです。

今では汐見橋線は浪速区汐見橋―西成区岸里玉出間の線路となっています。

現在、汐見橋線の駅の一つの木津川駅は、一日の乗降客が2016年で114人ほどです。

大阪市の辺境駅と言われるそうです。

駅舎は 1900年9月3日完成で、明治、大正、昭和、平成と118年の時間を経ています。

<撮影許可済>

今でも貨車用の引込線の痕跡(廃線)が残されています。


2018/05/01

昭和残存 南海電車汐見橋線 木津川駅

木津川は大阪市を流れる淀川水系土佐堀川分流の一級河川です。

が、淀川の源流の一つ京都府の木津川の方が名が通っているようです。

南海電鉄汐見橋線に木津川という駅があります。

この南海電鉄汐見橋線は複線です。

始発から最終発まで平日、土曜日、休日そして通勤通学時間帯でも

一時間に2本の電車が運行されています。





古い駅ですが未だに駅前は舗装されていません。

かって駅前に多くの工場が有ったようですが、工場が撤退した後、更地のままです。

遠くにアベノハルカスが望めます。