大阪市街景 あれから10年
2023/04/17
大阪市街景 あれから10年 旧正連寺川「千鳥橋」跡
2023/03/13
東松至朗写真展「VIEW OSAKA THE DOME あれから10年」
<写真展概要>
大阪ドーム(現京セラドーム大阪)が完成した時、銀色に輝くドームは遥か遠い星からやって来た飛行物体を思わせ、下町に明るい未来を予感させてくれた。そして地元は地域大発展の主役をドームに期待した。
しかし、ドーム内でプロ野球が行われても盛大なライブコンサートが開催されても、ドームは地元の主役になる事もなく息を潜め静かに鎮座まします不思議な巨大造形物のままである。
2013年に写真集「VIEW OSAKA THE DOME」を出版した。
2023年出版10周年を機に10年前の写真と同じ場所から10年後を撮影し、10年前と10年後の写真を並べ「あれから10年」と題した写真展を開催します。
大阪市内の下町界隈等からドームを眺めた写真に、大阪浪花10年の「街景の移ろい」を楽しんでもらえたら嬉しく思います。
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<ギャラリー「ソラリス」>紹介記事より
大阪の中でも西側のエリアは今なお、昭和の雰囲気が色濃く残る下町の代表とも言えるエリアです。
そんな大阪の西側の風景を撮り続けている写真家・東松至朗が10年前の2013年に発表したのが、西区の京セラドーム大阪とその周辺を被写体とした「THE
DOME」です。東松にとって1作目となる今作は、町のどこからでも目に入る巨大なドームの姿を遠く、近く、さまざまな場所から撮影した作品になっています。
大阪の下町に居座った大きな生き物のようなドームの姿は、町並みに溶け込むことのない異質な存在でもあり、時になんとも言えぬユーモラスさをも見る者に感じさせます。
今回の展覧会「VIEW
OSAKA THE
DOME あれから10年」は、出版10周年となる今年、10年前に撮影したのと同じ場所・アングルからふたたび撮影を行い、それぞれの写真を対比するように並べた展覧会となります。10年を経て、変わらぬドームと、変わりゆく町の姿をどうぞご高覧ください。
<出版>
2013年 2月 写真集「VIEW OSAKA THE DOME」出版
2014年 6月 写真集「VIEW OSAKA RIVERS」出版
2015年 7月 写真集「VIEW OSAKA HOUSES」出版
2017年11月 写真集「VIEW OSAKA 大阪一丁目1番地」出版
2019年 4月 写真集「VIEW OSAKA REMNANTS 1926-1989 昭和残存」出版
<配布DM>
2023年2月28日より大阪心斎橋「Gallery Solaris」で東松至朗写真展「VIEW OSAKA THE DOME あれから10年」を展示します。(入場無料)
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<会場風景>
会場入り口看板
写真集も展示しました。
壁に赤いシールが付きました。
撮影OKです。
終了しました。
2022/11/17
大阪市街景 あれから10年 正連寺川にかかる橋「千鳥橋」
大阪市街景 あれから10年
2022/09/30
大阪市街景 産婆さん あれから10年 消えた昭和
大阪市街景 あれから10年 消えた昭和
2022/09/26
大阪市街景 あれから10年 「水の都大阪」
大阪市街景 あれから10年
2022/09/08
昭和残存 大阪の共同井戸(2)
それでも空襲による被害が免れた地域がJR大阪環状線周辺部にありまあす。
この被害が無かった住宅密集地は今でも戦前の雰囲気を残しています。その一つに、昭和の始めに活躍したであろう共同井戸が残っています。
現在、大阪市の水道普及率は99.9%(平成27年)なので、共同井戸が生活用水として利用する必然性は無いと思われます。
大阪市内で見かけた共同井戸を紹介します。
現役です。
井戸水が出ました。
電気ポンプで使用?
バケツに紐が無いので、もう使わないのでしょうか?
四角い台はかってお地蔵様の祠があった?
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2017年4月25日:追加です。
マンホールのようですが、地面に合わせて蓋がされてました。
この袋小路入り口は車が通れる幅がありません。
タイヤが嵌る心配がないのでこれで良いのかも知れません。
コンクリート製の規格品?が多い中、珍しいレンガ造りです。
二枚重ねの蓋が不安定ですね。
木の蓋が丁寧に作られています。
大正区の共同井戸跡
共同井戸として一回り大きいようです。
いずれ埋めたたてられるんでしょう。
いくら井戸が埋められていると言って・・
マナーを守りましょう。
完全に埋められていました。
家を建て直した時、既に共同井戸は使われていなかった?
もう埋められて大きな植木鉢状態でした。
直径は90センチ強で
戦前だと・・『半間(はんげん)』(90.9センチ)?
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共同井戸は浅いので地表の不純物などが浸み込み
今では飲料水など生活用水として利用は難しいようです。
大災害時には電気も水道もストップする可能性があるので、
手押しポンプの共同井戸の設置があるととても役に立つでしょう。
その為には日頃から水質検査などの衛生面の安全を担保するのが重要でしょう。
大阪市西区は大阪大空襲で殆どが焼けてしまったそうです。